| NPO ジョロナ |
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| *日 報* |
| 2022年 8月4日〜9日 |
| 2022年 8月10日〜 |
| 2022年 8月 事業経過速報 |
| 2022年12月 事業終了に向けて |
| 2023年1月 事業終了時 |
| 日報ー番外 2025年8月 バングラ日記備忘録 |
| 2025年8月 機中八策かな・・ |
| * ここから上は、クリックするとPDFで読めます * |
Dental Campで順番を待つ農園の人たち |
Paragon社が検診会場と歯磨きセットを手配して・・ |
ダッカ事務所のSalmaさん(前列中央)、仲川さん(後列左の二人目) |
チッタゴンでロヒンギャ問題でご苦労中の仲川さんが楽しそうでした |
バングラ必携品:蚊取り線香・ハッカオイル・虫よけスプレー |
一番奥の武装警官に守られた検診風景 |
会場にバナーが無いと、JICA・Paragonに・・・ |
北海道センターの渋谷さん |
子供たちは、自主的に列を作った |
検診会場に日除けは必須 |
歯磨き指導の後 中央は歯磨き粉・歯ブラシを提供してくださるRahman社長夫人 |
紅茶農園でのDCその2 |
CHWs作成の 「歯磨きしよう!」のポスター |
SYLHETの保健所でのミニセミナー 講演とポスター作製 |
北海道センターの羽田野さん |
Khurshid教授の医院での専門医育成セミナー |
専門医育成セミナー後のお約束の一枚 |
Dr.Haider講演中 (2026年現在ダッカ歯科大学教授) |
| 思いつくネタ 1996年〜2019年 |
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イン シャー アッラー NPOジョロナ 滝波 修一 この言葉との出会いは1996年1月20日、バングラデシュからの留学生であるM. H. Khan君を新千歳空港で出迎え、大学に向かう車内で彼の将来の夢を聞いていた時でした。英語での会話に交じって「この言葉」が出てくるので意味が分からず聞いてみると「そうあって欲しい将来の事で、神が決める事」だそうでした。彼との出会いがバングラデシュでの草の根事業に関わる全ての始まりでした。 1999年のバングラデシュ初訪問から25年間の「この言葉」との付き合いを“爺さんの思い出話”として書いてみます。
☆レンタカー運転手とナセル少佐「この言葉」 2009年8月、Comila近郊で歯磨き指導:Model Project実施中の事。 前夕に「明日の集合時間は8時10分前」と伝えた運転手は翌朝8時に自宅で食事中でした。出発は30分遅れた。 その日の夕刻、軍医のナセル少佐(2025年には准将)に翌日の集合時間を伝えたM先生。「ナセルまで同じ返事をした。明日の出発も遅れる!」と大憤慨。 私の返事:「身分高い少佐殿の言葉は「神に誓って実行する」の意味なので、 心配無用!」。 翌朝7時30分、ナセル少佐と私達は出発前の最終打合せをしていました。 ☆「時間厳守」vs「この言葉」at 保健所でのCommunity Clinicとの会合 2018年夏と2019年夏 会合の開催時間に集まったのは3割方で、後から携帯で話ながら悪びれもせず、次また次とやって来る。 講演開始のタイミングをとれない私は指定時間の30分後に入口をロックし、入室禁止とした。更に、携帯のマナーモード設定と通話禁止を宣言した。 その後、更に遅れて来た10数人からのクレームには「講演は全て聴取しなければ無意味なので、遅刻は不参加の意思表示である」として、会合資料やおやつ、そして交通費の要求も全て却下した。(メチャ怒っていた。) 翌2019年、会合10分前には案内を回した全員が会場で待機していた。 この件との関連で、北海道センターからの「事業視察」の渋谷さん・羽田野さんダッカ義務所のSalmaさん・仲川さんは、時間厳守の徹底のほかに、 歯磨き指導の現場での「子供たちばかりでなく大人までが整然と列を作る光景」に「どうやったら、こうなる?!?」と大層好評でした。 ☆歯磨き指導現場での驚き 2010年夏 その-1:数日前に指導をした小学校の生徒が、ボロボロの歯ブラシを手にして「新しいのが欲しい」と言ってきた。訳を聞いたら、家族5人で歯磨きや掃除に使ったとのこと。使用方法を再指し、内緒で1本をプレゼント。 半年後、親が歯ブラシを買ってくれるようになったと報告してくれました。 その-2:2011年夏 学校でのDental camp後、後始末をしていたらバナーの前で小さな子供が、 「歯磨き中のイラストのバナー」の前で歯磨きをしていました。 あまり可愛いのでM先生が写真に撮りました。 その写真は翌年のバングラデシュ事務所の卓上カレンダーに採用されたので、写真パネルを作成して、その子にプレゼントする事になった。 だが・・・・! 「学校では、その子がみつからない」ので、村の市場で聞いたら「隣村の子」でした。(どうやって、もぐりこんだのだろう?) アッラーは「喜びや驚き」も与えて下さいました。 (イン シャー アッラーとは「神が望めば」や「神の思し召しがあれば」という意味のアラビア語の表現で、イスラム教徒が未来の出来事について言及する際はこの言葉を使うようにコーランに「書かれ、命じられている」そうです。) |
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| NPOジョロナ 代表 滝波修一 | ||||||||||||
<2018年からの予定> NPOジョロナは、Sylhetの紅茶農園で、「口腔衛生指導が入口で、全身の健康が保たれる」という活動をJICA草の根事業として、今年夏には開始する予定です。 この事業の成果は、歯槽膿漏などは事業開始と共に改善され、その軽快に伴う関節疾患、循環器系障害などの減少は年単位で現れてくる。その結果として、良質な労働力の確保がなされると期待される。 最終的には「国の医療費削減にも貢献出来るのではないか」と大風呂敷を広げる構えである。 この事業始めるには10年以上にわたる、発想とモデル事業の実施、更には先行事業という段階を経てきましたので、報告/紹介をいたします。 <バングラデシュの歯科事情の把握> 2005年12月にUNESCOの大学生の交流事業で北海道大学歯学部の課外活動の冒険歯科部の学生12名と共にバングラデシュを訪問しました。 その際、元留学生のDhaka Dental College口腔外科M. Ahmed教授が主催するComilla近郊でのFree Friday Clinicを見学する機会に恵まれました。 そこで、「この国で健康の維持を考えるなら、口腔の衛生管理が最優先される。歯科治療よりは歯磨き指導が必須である」と考えました。そこで、JICAに事業提案を行いました。 <モデル事業の実施と成果> 2009年から2011年にComilla 近郊のMohichail Unionで約4000人の小学校の学童を対象に毎年2回の歯磨き指導と口腔検診を行いました。結果は劇的でした。 歯石・歯垢の付着・歯ぐきの腫れは半年後には改善され、2年目には歯磨き習慣が定着しました。 なによりの成果は、学校教師の意識変化と子供達の歯磨き習慣が家族に浸透したことであった。 また、この事業に参加した10校の歯科大学の教員や学生に「口腔衛生指導の重要性が再確認された事」と「その実施方法の指導がされた事」も大きな成果であった。 これにより、費用・労力vs効果が良好であること明らかになり、報告書が作成された。 尚、この事業には、北海道大学を中心として、徳島大学、長崎大学、北海道医療大学の歯学部学生が自費で参加し、事業遂行や学生間交流におおいに貢献した。 <先行事業> 2012年から前事業のfollow upがなされ、「口腔衛生指導の専門家育成」の必要性が明らかになり、その育成方法が検討された。 2014年から「口腔衛生専門医」育成のための「口腔衛生指導医」の育成を行ったが、実地訓練の場の不足が問題となった。2015年にAIKO 歯科医院のM.H.Khan医師からPARAGON Group の社長であるM. Rahman氏を紹介され、二つの事業への合意がなされた。
<SYLHETでの事業の体制と手順> 事業名:JICA草の根事業「口腔衛生指導専門医による地域住民の健康増進事業」 事業実施団体:NPOジョロナ カウンターパート:高齢者の健康増進活動NGO Boyoshi Kolayan Shomittee (BKS) 協力団体:PARAGON Group 支援歯科医師団体: Movement for Oral Health Care (MOHC), Tooth Fairy (TF) 事業の手順は、年4回の農園訪問で口腔検診・口腔衛生指導をBKS、MOHC、TFの歯科医が行い、全身の健康相談はBKSの医師が行う。 本事業に参加する歯科医師は、前のJICA草の根事業に参加し、先行事業で口腔衛生専門医としての教育・訓練を受けた者達であり、ジョロナ会員から歯科医師としてのSkill up trainingも適宜受けている。 歯科処置が必要な農園住民がいる場合は、農園側が設置した歯科診療室でバングラデシュの歯科医が処置を行ない、日本側参加者は指導・アドバイスを行う。 同時に、事業地近隣の歯科医師やHealth Complexの医師・歯科医師、Community clinicの保健婦への「口腔衛生指導の普及」の働きかけを行う。 これらによって、事業効果の浸透・拡大と継続性が確保されると考える。 最後になったが、この事業を進める主要メンバーを紹介する。 本多丘人:口腔衛生学・予防歯科学の専門家で本事業の理論的中核となる。 森田康彦:事業実施の参謀役で安全の管理も担当する。 Khrshiduzzaman教授:本事業の旗頭として、BKSメンバー、MOHC顧問でもあり、 バングラデシュ側の歯科医を統括・指導する。 Haider Ali Khan医師:MOHCのリーダーとして本事業のマンパワーの中心となる。 Alvee Rahman医師:若手グループTFのリーダー Mahfjul Haq Khan:AIKO歯科医院院長で、事業の後方支援として参加。滝波の教え子。 滝波修一:JICA事業のProject Manager。 <とりとめの無い追記> 表題は、虫歯や歯槽膿漏の予防活動を行うのは歯科医としての基本中の基本でありながら往々にして忘れられるか無視される。収入にならないからである。 そこで、敢えて「聖戦」を意識して、歯科医の武器を歯ブラシとした。 また、本団体の名称である「Jhorna:ジュロナ」はベンガル語で女性の名前「お滝さん」である。 因みに、シーボルト医師の奥さんも「お滝さん」である。 バングラデシュに魅入られた三人、滝波+本多+森田=190余歳、Khurshid教授の好きなKUROSAWA流に言えば「ベンガルの三悪人(ジジィ)」である。 下図は、北海道大学歯学部「冒険歯科部」の学生が作成した、歯磨き指導に使う「紙芝居」の最終画面です。 ベンガル語で、「寝る前に歯を磨こう!」と呼びかけています。 この娘に名前をつけることになり、 AIKO歯科医院のM.H.Khanに相談したところ、 彼は、私が仲間から「滝さん」と呼ばれていたのを覚えていて、 滝=Jhorna(ジョロナ)なので、 丁度良いので、ジョロナと名付けました。 NPOを立ち上げる時も、バングラの人に受け入れられ易いように、 NPO JHORNAとしました。 これまでの活動中にも何人ものMiss Jhorna, Mrs. Jhornaに会いました。 Amaru na-mu Mr. Jhornaと自己紹介すると、一瞬「エッ」と言い、 そのあと、大笑いして、仲間に知らせると「実に和やかな雰囲気」になります。 ある時、警官から「日本人も、冗談をいうのだねエー」と言われたこともあります。 |
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この小さい絵を使ってバナーを作っています。 |
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| June/2018
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| <JICA草の根事業への支援活動(2009年〜2011年)について> (1)その前に(顧問2名の仕事) 2007年晩秋にバングラデシュはサイクロンSidrに襲われ、南西部の海岸・河口一帯に甚大な被害が出ました。 バングラデシュからの留学生たちは被災者・被災地支援目的の募金活動を、生協食堂前や札幌駅周辺で行い、大学関係者にも募金を呼びかけました。 その結果、約100万円の寄付が集まり、使い道の検討結果は以下の様になりました。 @却下となった案 1) 被災者に現金を渡す。(食料になって、何も残らない) 2) 井戸を掘る。(地主の所有になる。ヒ素汚染対策が必要。) A採択になった案(対象はドッキンカリ地区) 1) 被災者に多くの漁民がいるので、漁網を贈る。 2) 寡婦に自立の為の仕事が出来るように、ミシンを贈る。 3) 収入源となるように、被災家族に雌羊を贈る。 4) ココナッツの木の被害が激しいので植樹をおこなう。 これらを確実に実行するため、クルナ工科大学のアロンギル教授が主催する被災地支援団体の助けを借りることとなった。 2008年3月、滝波がJICAとの事前打ち合わせに渡航する際に、現金を持参し、アロンギル教授と協議して贈呈式を行うこととなった。 贈呈式前日に被災地を訪れた滝波と森田に、立派なテントから出てきた老夫人から浴びせられた言葉は「あんたらは、見に来て、テントを建てて、XX国支援予定地の札を立てるだけだろう!」でした。 翌日、「今、欲しい物を贈ってくれて、ありがとう」との言葉に送られてクルナに帰りました。留学生の意見は正しかった! (後日談:2011年3月の地震・津波被害に際し、ドッキンカリ地区での募金活動がTVで放映された。) 植樹は雨季を待って行われることになった。 |
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| (2)活動への準備:IDAH始動 2008年8月、IDAHはドッキンカリでの植樹とクルナ市内のアロンギル教授の娘さんのいる小学校での検診・歯磨き指導を行いました。 歯ブラシ・歯磨き粉は富徳会からの海外歯科保健医療活動助成金で用意した。 顧問の目論見 @ 「IDAHの検診・TBIの力量」を把握する(中山、志摩は昨年のスリランカで実証済) A 子供達とのコミュニケーション能力を見る。 B 高温・多湿の環境にどれほど耐えられるかを見る。 結果は、@、Aは元留学生のZunaidさんの指導もあり、合格! Bについては、「50分間の口腔診査と10分間のTBIを1クール」として、 気温32℃、湿度90%の環境で3クールが限界であった。 その他の情報として、ベンガル語の紙芝居で歯磨きの動機付けが有効と思われた。 |
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| (3)植樹作業は雨の中 雨季の優しい雨のなか、クルナ市から車に揺られ、渡し船に乗ってドッキンカリに到着。 3m位あるココナッツの苗木を運ぶリキシャバンについて、泥道(レンタカーは通れない)をスニーカーは手に持っての「靴下裸足」で竹の橋を渡って約1km、小学校周囲の「植樹現場」に到着。 |
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| アロンギル教授を先頭に、植樹を行ったが、みんなずぶ濡れ。 駐車場に向かう途中のバス停にバス(元バス?)があり、条件付きで乗せてくれた。 その条件:@車体を押してエンジンを掛けるので「みんなで押す」、A座れる座席(?)は無いので我慢する。B駐車場までXXXの代金であった。おかげで、上の写真の泥道は遊園地の乗り物クラスに揺れるバス(元バス?)で越えることができました。 「ガンジス川、たばこポイ投げ事件」 ダッカからクルナ間にはガンジス川(ベンガル語でPADMA)がある。渡河には、霧が晴れるまで待たねばならず、乗船しても対岸は見えず、ミルクコーヒー色の緩やかな流れが「揺れないからネ」と言っているようだった。 フェリーには物売り、売店もあり快適だが、喫煙所(灰皿)が無い。見ると客は包み紙もたばこの吸い殻も舷側から川に放り込んでいる。私も吸い殻を「ポイと川に放った」。 トタンに、頭の上から「あァー投げた!」、「悪いンだー」と女子団員の大合唱。 次期遠征から、携帯灰皿を常備するようなりましたが、ベンガル人からは「変な奴」との視線」に曝されています。(尚、2015年6月19日をもって禁煙いたしました) (4)表敬訪問など ダッカに帰ってからは、サッポロ歯科大学やダッカ歯科大学への訪問、日本大使館への表敬訪問がありましたが、現地の若い女性が来ているサロワカミューズ姿の女子団員の独壇場でした。 各歯科大学では女子学生数が過半〜90%で、彼女らの交流・交歓はどんどん盛り上がりました。 |
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定宿のAristocrat Innにて、サロワカミューズは女子団員の制服かな?![]() |
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| これで、草の根事業開始の準備がほぼ完了した。 2009年2月27日、最終打ち合わせに渡Bした。国境警備隊が国軍将校を約130人射殺する事件に遭遇。翌日、大使館を訪問し、事業開始に関する報告をおこなった。 その席で、大使から「今夜予定が無かったら、夕食を一緒に如何ですか?」とのお誘いがあり、我ら3名喜んで参上し、大学の医局に「大使公邸で夕食をご馳走になっている」とメールしました。 帰国して判ったのですが、事件が日本でも大きく報道されたため「大使館に避難している」と思われたとのことでした。 2009年8月からのJICA草の根滋養の報告はNo.4で行います。 (その前に、日本バングラデシュ協会に投稿した記事をNo.3号外として出します) |
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| April/2018
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| <Jhornaの活動の元となった北海道大学歯学部「冒険歯科:IDAH」の活動の発端から現状までについて> 「冒険歯科」は発足当初は名前に(仮)がついておりました。 また、略称のIDAHは「相田君」が名付けたとの「噂」ですが、本人は否定しております。 1. 活動の一覧 ( )は活動資金の支援団体、2008年からは毎年「富徳会」の海外活動助成金を受けている Bangladesh Study Tour 2002、 2005(UNESCO)、2008、2015 2016:日本人襲撃事件のため中止 JICA Project & HU Project in Bangladesh 2009、2010(HU)、2011 Sri Lanka Study Tour 2003、2006、2007(HU)、2011、2012、2013、2014、 2017 Malaysia Study Tour 2004 Kenya Study Tour 2007 2.冒険歯科(仮):IDAHが動き出すまで (Interactive Dental student’s Alliance for Health care:IDAH) 2001年春、講義の合間の雑談で、「スリランカに講義に行く」と話したところ、日程や宿泊先を詳細に聞いてきた学生がいた。 Sri LankaのPeradeniya大学の歯学部長Ranasinghe教授宅に居候をして「南国を楽しんでいた私」に更なる居候:村井君らがアポ無しでやってきた。 内戦の下、警備にあたる警察官に昼飯をおごってもらい、案内されて(?)やって来たのである。 JICAの支援の下に新築された歯学部と付属病院の見学を希望する彼らの服装は、バックパッカーそのものであった。急遽、長ズボン・襟のあるシャツ・ネクタイを調達して彼らを見学に送り出した。 歯学部学生としての社会的地位/責任として、「然るべき服装」が要求されることが判っていない。(彼らは、大学の辺りで、声をかけた学生と親しくなり、大学内を案内してもらうのが、「大学訪問」だと理解していた。) 「正式訪問の仕方」を教えないといけない! 団体で訪問する方法を考えた。そして・・・・。 2002年に「冒険歯科(仮)」は勝手連的に始まった。それは・・・・・。 バングラデシュ歯科学会の設立総会に招待された私に学生7名(バンコックから4名、現地で3名)が合流し、「冒険歯科(仮)」の名称で、国会議長の客:VIP待遇で入国し、Dhaka Dental College、 Sapporo Dental College、WHO基幹病院のBIRDEM病院を訪問した。 設立メンバーは、6年生の村井、相田、三浦、南出、古川、4年生の新美、黒須、3年生の横瀬、松岡の9名でした。
3.(仮)が外れたのは・・・・、そしてJICA事業へと発展。 2005年夏休み、歯学部長の戸塚靖則教授から、これまでやって来た経験を基に「UNESCOの国際学生交流事業への応募」を提案されました。 応募に際して、「名称に(仮)はマズイ」ということで、(仮)を外しました。 交流事業は滞りなく行われました。その休日(金曜日)に元北海道大学留学生のDhaka Dental CollegeのAhmed教授(口腔外科)が故郷のParchanga村で無償の医療奉仕をしているFree Friday Clinic を見学する機会にめぐまれました。 教室にビニールのデッキチェアーをおき、虫歯や重症の歯槽膿漏の歯を抜く。 日本国内なら、保存処置(削って詰める、歯の根の中の治療など)で残せる歯を何の躊躇いも無く次々と抜いていく。イイ腕である。だが「何故保存しないのか?」が、「保存できないのだ」と閃いた。Free Friday Clinicは2週間に一回、歯科医は10人、患者は800人、診療時間は3時間。「出来る訳がない」のであった。 そして、村人は「ダッカからお医者様が来て、痛い歯を麻酔して抜いて、薬までくださる。「有りがたいことだ!」と言い、近在の村々から人が集まってくる。 我々の価値観が崩れ、そして「予防しなくては!」と思い至った。 そして、JICAとの交渉がはじまる。 2009年〜2011年の活動はNo.3にて。 |
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| July/2017
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| 現在、実行準備を進めている活動は、バングラデシュのシレット州の紅茶農園で行う、JICA草の根事業の「口腔衛生指導専門医による地域住民の健康増進事業」です。 詳細は後述するとして、NPOジョロナの紹介を、“固い調子”で始めます。 <目的> 特定非営利活動法人ジョロナは、東南アジアにおいて、口腔の健康維持に関する事業を行い、事業国との相互理解や国際貢献に寄与する活動を行う。 <設立の背景> 東南アジアの開発途上国では、急速な経済発展とともに、一般大衆に対して母子保健や感染対策は積極的になされるものの、口腔衛生指導が適切になされていないのが現状である。 具体的には、「噛みタバコの習慣」があり、歯ブラシの普及が遅れ、適切な歯磨き指導がなされておらず、医師・歯科医師にも「全身の健康維持の第1歩は手洗いと歯磨きである」という意識が希薄であり、虫歯や歯槽膿漏が糖尿病などの内科疾患、脳や心臓の循環器疾患を増悪させることが周知されていない。 これらの問題点の解決に向けて、現地の歯科医師や関係者に、」「やって見せて」その費用・労力対効果比を実感させる。「やらせて見て」その喜びを体験しつつ自信をもたせる。そして、「自立してやっていく」方向へと、段階的に導く活動を行い、さらに口腔衛生の指導者を育成する組織の確立・維持が求められている。 <会と会員の背景> NPOジョロナは、2002年から始まった北海道大学歯学部冒険歯科部(以下、IDAHと略す)の活動を通じて確立された「現地との信頼関係」を基に大学とは別個に、目的を実現する活動を効率的に推進するため、次世代の国際貢献できる人材の育成も含めて、元顧問教官らと元IDAH部員の歯科医師らを中心に、活動の継続性と社会的信用の確保のために2012年に結成され、2014年に登録された。 会員の「顔」は更新時に適宜流していきます。 <設立に至るまでの活動> 2002年からの活動も更新時に適宜流していきます。 <現状> 本来なら、昨年10月に事業開始でしたが、7月1日のダッカのイタリヤ料理店襲撃事件への対応等で、様々な保安関連の問題の調整と解決が必要となりました。 現地の人々は待っているので、解決を待つわけにもいかず、ジョロナは自費で先行事業を拡大し、歯科治療の経験が無い対象者たちに、事業のサンプルを示すための学校検診を行いました。
@ 先行事業の光景(歯磨き指導の出来る歯科医師を養成する) |
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Aシレットの紅茶農園の小学校(村人が様子を見に集まった) |
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シレットの紅茶農園 |
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特定非営利活動法人ジョロナ(Jhorna) 設立:平成26年3月14日 法人番号:2430005011880 代表理事:滝波 修一 Mail:jhorna@hot.jp |
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